避妊キャンペーン 2
伝統的モラルの下に、個人の自決権についての個人主義的-絶対自由主義的モラルが再び姿をあらわしています。
避妊の戦いは、その両面価値性によって生き、両面価値性を利用していくのです。
そうすることによって、さまざまに多様な諸思想傾向をひきつけてゆくのです。
それらの思想傾向は、避妊の戦いの中で共存し、避妊の戦いは、あらゆる過激主義を注意深く避けることによって、夫婦中心主義的改良主義と性的な《絶対自由主義》の間、公然とした非政治主義と避妊問題の政策化との間を縫うようにして発展してゆくことができるでしょう。
避妊の戦いは、慎重でありますが故にそれ自身の展開に応じてゆっくりと進み、避妊の間題を通じて、現代の婦人問題を浮かびあがらせていくのです。
現代の婦人問題は、もっとも古代的なその神話から徐々に自由になり、自らの隠密性から脱け出してゆくでしょう。
避妊という手段によって、婦人問題は、《良妻賢母の歴史》から政治問題となり、道徳的な概念から社会問題となっていくのです。
もうすこし先でわたしたちは、前-避妊的戦いを彩るさまざまな事件について再び言及するつもりです。
けれども、年代を追った事件や挿話を超えて、家族計画のための戦いが開始した女性人類における真の革命に注目しなければなりません。