避妊キャンペーン 3
事実、避妊の諸観念と戦略の両面性は、1967年の法律とは別のものをうみ出したのです。
両面性は、基本的にさまざまな新しい問題に向って大きく扉をひらきました。
つまり、女性を抑圧する古代的な神話学のさまざまな大きな壁面を取り除き、両面価値性そのものが発展を保証していた人格主義的-個人主義的諸主題を推進。
現代の婦人問題を前-政治的段階にまで露頭させ、未開野蛮な神話への対決を強化することによって・・・。
避妊の戦いは、ほぼ10年の歳月の間に、犠牲とか罰としての母性、堕落したもの、抑圧されるものとしての性という宗教的な古い主題の凋落を早めました。
避妊の戦いは、女性生物学の根源的な主題、そのメカニズムとそのコントロールの根源的な主題を提起することによって、いまなお勢力をふるっている祖先以来の呪術的神話、生命の神秘、母体の神秘、性の神秘に、打撃を加えました。
「家族計画」は、宗教ないし迷信の存続にたいして、致命的ではないまでも重大な一撃を与えたのです。
1956年以来「家族計画」とカトリック教会とを対決させた最初の決裂は、キリスト教化された古代的な人類-宇宙学の最後の戦いをあらわすものです。